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まずは卒論発表

  • 執筆者の写真: 三夫 布目
    三夫 布目
  • 2月13日
  • 読了時間: 2分

一昨日の話ですが,4年生の卒論発表会がありました.

僕の研究室では多くの学生が就活が一段落してから卒研を始めるため,早い学生で7月,おそいと10月からの開始になります.

ただ,どの学生もそうなのですが,卒業研究の前半(大半)は試行錯誤期間です.実験の動作チェックというか,条件検討ですね.それが済んでようやく,卒研本体に使えるデータが取れ始めますが,そのデータも一通り集まるまでは解釈できません.やっとこさ解釈できたら,それが理にかなった結果であることもあれば,そうでないこともあります.後者の場合は「あの条件が適当じゃなかったのでは」などと,最初の条件検討のステージに戻ります.前者の場合も,「なら次はこうしたらアレもわかる」と気が付きます.

がその頃は要旨提出のタイミングとなり,手持ちのデータで卒論をまとめることになります.

なんというか,やっと操作方法が分かり,これからが本番というところでゲームが終わる「体験版」的なのが,卒業研究かなと個人的に思っています.つまり,これから面白くなると気がついても,続きはできない,ということです. ただ,その試行錯誤のやり方は社会に出ても使えるので,就職した先で「本番」を楽しんでもらえたら良いですね.


ということで,ともかく区切りを祝おうと,発表後はピザを頼んでささやかな打ち上げをしました.

 
 
 

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