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ジャコウアゲハとアゲハモドキ

  • 執筆者の写真: 三夫 布目
    三夫 布目
  • 2024年8月26日
  • 読了時間: 1分

午前中、D2号館の外廊下を通りがかったところ、途中にこの鱗翅目がポトリと落ちていた。Googleレンズに種を「ジャコウアゲハ」と判定してもらい、Biomeに投稿したところ、さっそく「アゲハモドキ」の提案をいただけた。ジャコウアゲハはアゲハチョウ科のチョウの仲間「Atrophaneura alcinous」で毒を持ち、アゲハモドキはそれに擬態するアゲハモドキ科のガの仲間「Epicopeia hainesii」で無毒なのだそうだ。いわゆる「ベイツ型」の例である。夜のうちに廊下の明かりに集まって,ここで休んでいるみたい。確かに,このカワイイ触覚は明らかにガのそれだ。喉が乾いて弱っているのかもと思い、近くの水道で掬った水を近づけたところ、触覚を激しくフリフリした後、わりと元気に飛び去ってしまった。


 
 
 

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