今日は修論発表会でした.ここの大学院はコースごとの修論発表会で,考古学や細胞生物学,ウイルス学,生態学などいろいろな分野の研究が紹介されます.
ただ,この日記は自分視点のことを.
発表の一つにウイルスの感染に関するものがあったのですが,おそらく3年前の僕はその内容がほぼわからなかっただろうなと.動物学科に教員として採用してもらい,講義の一つの「比較免疫学」で免疫関連の論文を読んでいたから,半分くらいは理解できたと思います(当社比).
研究者だけでなく,全ての職種に共通することだと思いますが,「石の上にも3年」.長く続けてると,出来なかったことが出来るようになる(ことに気がつく)タイミングが来ます.今日発表したM2の学生も,卒論発表では出来なかった議論が,出来るようになっているのではないかと思います(というか,そうであってもらわねば).
3年間苦労して「分かる・できる」ことに楽しさを感じると,もっと続けたくなるのですよね.ただ,その先の道はなんともいえないので,まずはここまで.4年生もM2生も,お疲れ様でした.
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