5月の話
- 三夫 布目
- 6月11日
- 読了時間: 2分
・・・今年4月ってあったっけ?
さて、5月は久しぶりの岡山の山と、広島の島に行ってきました。
山の方は、3月と4月に行けておらず、12月以来だから5か月ぶり。1つだけ残していたカメラにはなんとノウサギ Lepus brachyurusが写っていました。そして巣箱には、昨年度以上の数のヤマガラ Poecile variusの巣に加え、おそらくシジュウカラ Parus cinereusの巣(獣毛があきらかにヤマガラより多い)がありました。シジュウカラは開けたくぼみが良いのかな。もう巣立ちも終わっていると思うので、巣材の回収にいかないと。

島のほうは、ゼミ生の地元で、今年はそこの哺乳類調査をするため、僕と院生とゼミ生3人で。当初は雨の予報でしたが、3日間ともしっかり晴れて良い天気。晴れ男記録更新でした。

今回の滞在の目的は、学生にシャーマントラップというネズミ用の生け捕り箱罠の扱い方を見せるもの。どういうところに設置するのか、を実演しました。そもそも「いない」「見たことが無い」と言われていたため、これで捕れなかったら示しがつかないと思っていましたが、かわいらしいネズミが1頭、捕獲できました。しかも、ネズミ誘因用に使ったオートミールが気に入ったのか、設置してから同じ場所で2回かかっていました(欲しいのは糞なので、確認したら放獣)。

あとは、「テングチョウ Libythea celtis」(頭のパルピという器官が特に伸びていて、天狗の鼻のように見える)の大量発生。島の人も「なんでしょうかね、これ」というくらい、今まで見たことが無いものらしい。ファンタジーの「今から悪役ボスが登場しますよ」と言わんばかり、視界を埋め尽くす数の乱舞を見せてくれました。
僕の「島」のイメージ(約半分は「ぼくのなつやすみ」1 stで形成されている)にぴったりの島でした。コンパクトな桟橋、そこかしこにいるネコ、波と葉擦れの音だけの静かな夕暮れ、おいしいツブガイ、そしてホタル。車で3時間。ここはリピート候補ですね。




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